お楽しみはパジャマパーティーで

読書の備忘、アニメの感想などを書いています

アニメ

アニメとデジタル一眼レフとカメラ女子について語りたかった

ちょっと思いつきになります。 以下の考察について実証性は低いのでご容赦ください。笑 ●アニメのボケ表現について ときどきアニメの「ボケ bokeh」表現で、違和感を感じることがあります。一般的にボケはレンズの被写界深度との関係で生まれるものですが、…

『魔法科高校の劣等生』の歓迎すべき凡庸さは作品論だけでは評価できない

●作品単位ではなく、クール単位でアニメを経験するということ 周知の通り、深夜アニメは、3ヶ月を1クールとし、毎週1話ずつ放映されるという商業形態をとっています。一方で録画やストリーミングなど、見る側の方法も多様化しております。石岡さんの『「超…

『耳をすませば』―日常とファンタジーの間

脚本家の佐藤大さんが『団地団』という団地のキャンプな魅力を語る本で、『耳をすませば』について言及しているのを参考に、すこし『耳をすませば』の世界観を考察してみました。 団地団 ?ベランダから見渡す映画論? 作者: 大山顕,佐藤大,速水健朗 出版社/メ…

アニメのメガネについて考察してみました

●なつかしい眼鏡 前エントリーで『あの夏』について書きましたが、本アニメはメガネをフィーチャーしたアニメでもあります。たとえば主人公カップルがどちらも眼鏡をかけていて、その二人がキスをするときに眼鏡同士がぶつかる「カチャ」という音がするなど…

『あの夏で待ってる』

夏が来るたびに見たくなる。夏アニメの定番!――とは残念ながらいかなかった『あの夏で待ってる』。 でも私、このアニメ大好きです。調べたら冬アニメだった本作ですが、夏真っ盛りの今こそやはり語りたい。 ●残念な脚本 どうでしょう。一般的には「『あの花…

『東京ESP』の第一話

『視覚文化「超」講義』でぼんやりと得心したのは、文化とは自由なものだということ。それでいてその自由を拘束しようとする言説があることで成り立っているものだということ(本の議論で言えば「レギュレーション」の問題)。つまり「なんでもあり」であり…

『視覚文化「超」講義』メモ

●「モードとしてのメロドラマ」 メロドラマ映画を学ぶ ジャンル・スタイル・感性 作者: ジョン・マーサー,マーティン・シングラー,中村秀之,河野真理江 出版社/メーカー: フィルムアート社 発売日: 2013/12/06 メディア: 単行本 この商品を含むブログ (1件) …

『視覚文化「超」講義』

ニコ生PLANETSで「日本最強の自宅警備員」としてユーザーに愛されている石岡良治さんの単著『視覚文化「超」講義』を読んでいます。 一読した印象としては、論旨が分かりづらい。というか、そういう大きな流れのある記述ではなく、枝葉で言及される作品やコ…

アニメを仕事に! トリガー流アニメ制作進行読本 (星海社新書) 作者: 舛本和也 出版社/メーカー: 講談社 発売日: 2014/05/23 メディア: 新書 この商品を含むブログ (9件) を見る 関係ない話から入るが、最近「田村ゆかりのいたずら黒うさぎ」ってラジオ番組を…

アニメのかたろぐ 1990ー1999 作者: 佐野亨 出版社/メーカー: 河出書房新社 発売日: 2014/05/26 メディア: 単行本 この商品を含むブログ (1件) を見る 1990年から1999年までのアニメを見開き2ページ(または1ページ)で網羅的に紹介。 編者の佐野亨という…